賃貸不動産経営管理士 建築・設備系② 暗記ノート

賃貸管理士合格に向けての暗記事項まとめノートです。建築・設備系の分野になります。合格には理解と暗記が必要です。過去問をやりながらこちらの暗記まとめノートでしっかりと暗記し、合格を目指してください。
目次
電気・ガス設備
防火設備
昇降機等の設備
【電気・ガス設備】
マンションではほとんどが低圧引込みか高圧引込み
デパートや病院などでは特別高圧引込み
契約電力(目安) 電気室
低圧 50KW未満 不要
高圧 50KW以上2000KW未満 必要
特別高圧 2000KW以上 必要
※低圧でも50KW以上のものもあり、その場合は電気室が必要
〈電気供給施設〉
電柱に変圧器を設置(借柱方式)
敷地内の屋外に変圧器を設置(パットマウント方式)※建物の規模にかかわらず採用できる
建物内の一室を変圧器室として電力会社へ無償提供(借室方式)※建物の規模にかかわらず採用できる
敷地内に変圧器棟を設置(借棟方式)
敷地内の屋外に設置し、パットマウントよりも大きい(キュービクル方式)
単相三線式・・・3本の電線のうち真ん中(中性線)と上か下(電圧線)を
利用で100V真ん中以外の上と下で200Vが利用できる
単相二線式・・・電圧線と中性線のみの使用で100Vまで
〈省エネ対策〉
季節による日照時間の変化に応じてタイマーの点灯時間を調整
電線の被覆ビニールは経年劣化するため配線交換
〈ブレーカー〉
アンペアブレーカー(電力会社所有) 漏電ブレーカー・安全ブレーカー(消費者所有)
ELB(アース・リーク・ブレーカー)=漏電遮断器は電気配線や電気製品のいたみや故障での電気の漏れを察知して遮断
感震ブレーカーは地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに自動的に電気を止める
〈ガス管〉ガスは都市ガスは空気よりも軽い
現在、屋外は・・・ポリエチレン管 室内は・・・塩化ビニル被覆鋼管を使用
※以前は屋外は鋳鉄管、室内は配管用炭素鋼鋼管(白ガス管)
家庭用燃料電池(エネファーム)・・・電気と同時に発生する熱で給湯
ヒートポンプ給湯器(エコキュート)・・・大気から集めた熱で湯を沸かす
【防火設備】
特定防火対象物(不特定多数が出入り)・・・店舗や集会施設
非特定防火対象物(特定の人が出入り)・・・共同住宅
A火災(普通の火災)
B火災(油火災)
C火災(電気火災)
〈消火器〉ABC消火器はすべての火災に対応
業務用消火器はおおむね10年で消火剤を交換が望ましい
※住宅用消火器は消火剤を再充填できない構造
〈屋内消火設備〉
1号・・・有効範囲は半径25m以下で二人で使用
2号・・・ 半径15m以下で一人でも可能
〈スプリンクラー〉
一般的には湿式 寒冷地では乾式を用いる
〈自動火災報知設備〉
熱式と煙式※煙の方が熱よりも早く反応
※スプリンクラー設備や自動火災報知設備が設置されていれば住宅用火災報知器の設置は免除される
〈防火管理者〉非特定防火対象物(共同住宅)では収容人数50人以上の場合は定める必要がある
管理権原者=所有者は最終責任者となる 管理責任者を選任 ※選任しても免責されない
管理責任者の業務で消防計画の作成はとても重要
防火管理者の資格は甲種と乙種がある
【昇降機等の設備】
エレベーターの種類はロープ式(機械室必要)と油圧式(機械室不要)があり、現在は近年は機械室不要のマシンルームレスエレベーターが主流
1人当たり65kgとして計算した定員を標識で明示
保守契約はフルメンテナンス契約とPOG(パーツ・オイル・グリス)契約がある
※フルメンテナンスの方が割高
貸主は年1回定期点検報告書を特定行政庁に提出
〈機械式駐車場設備〉
不活性ガス消化設備、泡消火設備、ハロゲン化物消火設備の設置が義務
1~3か月以内に専門技術者による点検が必要




コメント
コメントを投稿