試験対策は進めていても、当日の動き方まで決めている人は多くありません。ここが崩れると、実力どおりの点が取れなくなります。
賃貸不動産経営管理士試験は13:00〜15:00の120分・50問・四肢択一(一部免除者は45問)です。この記事では、時間配分・解く順番・持ち物・マークミス対策を、当日の流れに沿って整理します。
当日のタイムテーブル
| 時間 | やること |
|---|---|
| 試験開始の1時間以上前 | 会場到着。トイレの場所と行列の長さを先に確認する |
| 入室〜着席 | 暗記ノートを見るのはここまで。新しい論点には手を出さない |
| 注意事項の説明 | 問題用紙・解答用紙が配られる。受験番号と氏名の記入はここで確実に |
| 13:00〜15:00 | 試験(120分) |
※入室時刻・説明開始時刻は受験票に記載されます。年度・会場で異なるので、必ず受験票の指定に従ってください。
120分をどう割るか
50問で120分。単純に割ると1問あたり2分24秒です。ただし均等に使う前提で組むと、必ず最後に足りなくなります。
| 区分 | 時間 | 中身 |
|---|---|---|
| 1周目 | 約80分 | 迷ったら飛ばす。1問2分を超えたら即座に印をつけて次へ |
| 2周目 | 約25分 | 飛ばした問題に戻る。ここで決着をつける |
| マーク確認 | 約10分 | ずれがないか、番号と問題番号を突き合わせる |
| 予備 | 約5分 | 見直しと、空欄がないかの最終確認 |
最も守ってほしいのは「1問2分で切る」ことです。難問1問に8分使うと、後ろの3問を落とします。配点は同じです。
解く順番は「得意な分野から」でいい
問題は1番から順に解く必要はありません。自分が確実に取れる分野を先に回収するほうが、精神的にも時間的にも有利です。
- 管理業法・法令系 … 条文どおりに判断できる問題が多い。先に取りたい
- 賃貸管理業務系 … 原状回復・会計は落ち着けば取れる。ここも早めに
- 建築・設備系 … 知らなければ考えても出ない。迷ったら早く見切る
- 統計・数字 … 覚えていれば一瞬、覚えていなければ諦める。時間を使わない
「考えれば出る問題」と「知らなければ出ない問題」を分けるのがコツです。後者に時間を使うのが、いちばんもったいない失点の仕方です。
マークミスを防ぐ3つ
毎年、実力とは無関係にここで落ちる人がいます。
- 飛ばした問題は解答用紙も飛ばす … 問題用紙だけ飛ばしてマークを詰めると、以降が全部ずれます
- 5問ごとに問題番号と行番号を突き合わせる … ずれに気づくのが早いほど傷が浅い
- 最後に必ず空欄チェック … 分からなくても空欄にはしない。四肢択一なので、埋めれば当たる可能性が残ります
消しゴムはプラスチック製を使ってください。よく消えないタイプだと、消し跡が二重マークとして読まれることがあります。
持ち物
| 必ず持つ | 補足 |
|---|---|
| 受験票 | これがないと始まりません。前日に鞄へ入れる |
| 鉛筆(B〜HB)またはシャープペンシル | 複数本。芯も予備を |
| プラスチック消しゴム | 2個あると安心。落としても困らない |
| 腕時計 | 通信機能のないもの。スマートウォッチは不可 |
| 上着 | 11月の試験。換気で室温が下がることがあります |
試験会場に時計があるとは限りません。腕時計は必ず持ってください。スマートフォンは電源を切って鞄にしまう扱いになるため、時計代わりには使えません。
持ち込み可能なものや使用できる筆記用具は受験票と実施要領に従ってください。年度によって変わることがあります。
前日と当日の朝
- 新しい教材に手を出さない … 不安になるだけで、点にはなりません
- やるなら暗記ノートの見直し … これまで間違えた問題だけを回す
- 会場までの経路を確認する … 11月は電車の遅延もあります。1本前で動く
- 朝は食べすぎない … 13時開始なので、昼食のタイミングが重要。直前の重い食事は避ける
13時開始という時間帯は、意外と扱いが難しいです。昼食を12時前に軽く済ませておくと、開始直後の眠気を避けられます。
よくある質問
Q. 途中退室はできますか
実施要領で定められています。ただ、120分は見直しに使い切るほうが得です。1問の見直しで合否が変わる年もあります。
Q. 免除講習を受けた場合は何問ですか
講習修了者は45問です。ただし申込時に免除申請のチェックが必要で、これを忘れると修了していても免除されません。
Q. 分からない問題はどうすればいいですか
絶対に空欄にしないでください。四肢択一なので、埋めれば当たる可能性があります。時間切れが見えたら、残りを機械的に埋めてから見直しに戻ってください。
まとめ
- 試験は13:00〜15:00の120分・50問(免除者45問)。入室時刻は受験票で確認
- 配分は1周目80分・2周目25分・マーク確認10分。1問2分で切る
- 解く順番は得意分野から。「知らなければ出ない問題」に時間を使わない
- 飛ばすときは解答用紙も飛ばす。5問ごとに番号を突き合わせる
- 受験票・鉛筆・プラスチック消しゴム・通信機能のない腕時計は必須
- 空欄は作らない
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